セキュアな Vault では、関連する Crypt コンテナに機密データを格納できます。 Crypt 変数に指定された値は暗号化され、Web サービスおよびインターネット インフラストラクチャのテスト要求および EveryStep スクリプトで使用できます。 対応するユーザ権限を持つユーザのみが、セキュア Vault にアクセスして、暗号化されたデータを表示および変更できます。

監視ソリューションの場合、セキュアボールトマネージャーは左側のサイドバーの[ 構成 ]メニューから使用できます。

ロード テスト ソリューションの場合、Secure Vault マネージャーは左側のサイドバーの [管理 ] メニューから使用できます。

セキュアなヴォールトの設定

暗号化された変数は、セキュアな Vault 内の対応する Crypt コンテナに格納されます。

次の手順では、セキュアな Vault を設定し、Crypt に変数を追加する方法について説明します。

  1. セキュアボールトマネージャに移動し、[新しいクリプト]をクリックします。
  2. 暗号の名前を指定し、クリプトを作成します。
  3. crypt 画面で[変数の 追加]をクリックします。
  4. 変数とその値に一意の名前を指定します。 変数値をクリア形式で表示する必要がある場合は、「 マスクされていない値」 チェックボックスを選択します。 値を表示できるのは、十分なアクセス許可を持つユーザーだけなので、スクリプト本体では値が非表示のままです。
  5. オプションで、特定の Web リソースへの要求でのみ変数を使用する必要がある場合は、「
    レルム
    」フィールドにリソース名を指定します。 Postman コレクション要求で Crypt 変数を使用する場合は、現在、このタイプの要求の Realm 機能をサポートしていないことに注意してください。
  6. マスクされたフィールドでのみ変数を使用するには、対応するオプションを有効にします。 たとえば、パスワード変数はマスクされたフィールドにのみ適用され、機密データがビデオ レポートに記録されないように保護されます。
  7. 変更を保存します。

暗号化された変数は、EveryStep スクリプトの編集中に、EveryStep レコーダー インターフェイス内から直接セキュア ボールトに追加できます。 詳細については 、「EveryStep レコーダーでの Crypt 変数の操作」を参照してください。

Web サービスおよびインターネット インフラストラクチャのテスト要求で暗号化された変数を使用するには、暗号化変数: 要求パラメーターの暗号化 に関するサポート技術情報の記事を参照してください。