プライベート エージェントを使用してネットワーク内からイントラネット Web ベースのアプリケーションのパフォーマンスをテストし、アプリケーションが Windows アカウントによる認証をサポートしているとします。 その場合、ドットコムモニタープライベートエージェントとEveryStep スクリプトツールは、テストスクリプトの実行中にWindows統合認証を使用するように構成できます。

Windows 統合認証を有効にすると、EveryStep スクリプト ツールはユーザーのアクティブ ディレクトリ資格情報を使用してアプリにログインできます。 このツールは、ログインユーザーインターフェイス(ログインフォームなど)をバイパスして、ブラウザからWebサーバーに資格情報を自動的に渡します。

カスタムプライベートエージェント構成のサポートに問い合わせる

既定では、Dotcom-Monitor はローカル システム アカウントでプライベート エージェント サービスを実行し、サーバー上でテスト スクリプトを実行することに注意してください。

テストに Windows 認証を使用するには、対応するアクセス権を持つアカウントでプライベート エージェントを実行する必要があります。 これを行うには、 サポートチームに連絡して 、プライベートエージェントのカスタマイズをリクエストしてください。 お客様のケースに合わせてプライベートエージェント設定を構成します。

プライベート エージェントが対応するシステム ユーザーで実行されるように構成されたら、この記事の推奨事項を使用して、EveryStep スクリプト ツール デスクトップを使用した内部 Web サイト パフォーマンス テストの Windows 認証を有効にします。

まず、ターゲット Web アプリケーションへのアクセス権を持つ有効な Windows アカウントで EveryStep スクリプト ツール デスクトップを実行します。 「EveryStep スクリプトツールのデスクトップを使用してツールをインストールする」を参照してください。

EveryStep スクリプト ツールで、ツール ウィンドウの右上隅にあるレンチ アイコンをクリックし、[Chrome] タブ (または選択した場合は Edge) で [システム資格情報を使用する] を選択します。 設定を適用し、ツールを再起動します。

設定されていない場合は、システムの インターネット プロパティ を構成して、ターゲット ドメインを ローカル イントラネット ゾーン リストに追加します。 これを行うには、Windows コマンドラインから inetcpl.cpl を実行します。 次に、[ セキュリティ ] タブで [ ローカル イントラネット] を選択し、[ サイト] をクリックします。 [詳細設定] に移動し、Web サイトをゾーンに追加します。

完了したら、通常どおりテストスクリプトを記録します。