スクリプトを EveryStep レコーダーで記録する際に、パスワードやクレジット カードの詳細などの機密情報を入力する必要がある場合があります。

EveryStep レコーダーは自動的にパスワードを非表示にし、スクリプト内のパスワード コンテキスト パラメーター に変換します。

また、スクリプト エディターで文字列データを手動で コンテキスト パラメーター に変換してマスクすることもできます。 ただし、コンテキスト パラメーターは、スクリプトの編集中に文字列形式に変換し、他のアカウント ユーザーが表示できます。 したがって、特に他のユーザーが Dotcom-Monitor アカウントでスクリプトにアクセスできる場合は、機密情報をクリア形式で EveryStep スクリプト本体に格納することは安全ではありません。

Dotcom-Monitor は、EveryStep スクリプト内の機密情報の種類を保護することをサポートします。 中央の セキュアな Vault を 設定し、暗号化された変数として機密データを Crypt 名前値コレクションに格納します。 設定後、Crypt変数を EveryStep スクリプトで使用して、機密情報が公開されないように保護できます。 詳細については 、「EveryStep レコーダーでの Crypt 変数の操作」を参照してください。

代わりに、機密性の高いWebコンテンツに関しては、セッションの記録を一時的に一時停止することもできます。 これを行うには、デスクトップ バージョンの EveryStep スクリプト ツールのビデオ録画機能を使用します。 または、録画したビデオの特定の領域を非表示にすることもできます。 マスクされた領域は、Dotcom-Monitor アカウントのすべてのユーザーの Web アプリ トランザクションのキャプチャされたビデオで非表示のままになります。 EveryStep スクリプト ツールのこれらの高度な機能の使用の詳細については、「 EveryStep レコーダーでのビデオ録画の管理による PII の保護」を参照してください。